BIKE LOVE FORUM 開催実行委員会は、バイク業界団体、地方自治体及び経済産業省の全15の主催団体とともに、8月22日(金)、国内二輪メーカーの創業の地である静岡県の浜松市において、『浜松から新たなる挑戦』をテーマに「第2回 BIKE LOVE FORUM(BLF)in浜松」を開催致しました。
テーマ「浜松から新たな挑戦」
開催趣旨
BLF主催団体は、本年5月に2020年をゴールとする「二輪車産業政策ロードマップ」を取り纏めたが、共通目標の実現を目指し、「第2回BLF」にて、具体的な取り組み計画やバイク業界が飛躍的に躍進するための起爆剤を追求する議論を行う。また「バイクコラボ」として、二輪車業界とシナジーを創り出す方々に登壇いただき、社会とバイクの共生や若者・新規層との共感作りをテーマに意見交換をおこなう。
こうした議論を通して、「社会に愛される二輪車とは」を深堀する。
プログラム
13:00 開場
13:30 開会
司会:延時 成実
開会挨拶
髙 秀樹(静岡県副知事)
安形 秀幸(浜松市産業部長)
池 史彦(日本自動車工業会会長)
13:40 Side A 新たなバイク文化の創造(各団体の取り組み紹介)
1 二輪車産業政策ロードマップ 実行施策
日本自動車工業会、全国オートバイ協同組合連合会
2 バイクのふるさと浜松としての取り組み
浜松市
3 かわいくグッド♡マナーJAPAN RIDERS 宣言
日本二輪車普及安全協会、全国二輪車用品連合会
15:30 休憩
15:50 Side B バイクコラボ
1 バイク×下北沢音楽祭
「下北沢音楽祭とコラボで新たなバイクと共生するまちづくりを目指す」
下北沢商店街組合連合会、しもきた商店街振興組合
東京オートバイ協同組合、BMW Motorrad Japan
2 BIKE LOVE STORY
日本経済新聞社とコラボで新たなバイクラブストーリーを提案する
3 FEATURED DISCUSSION
アパレルブランド VANQUISH ディレクター 石川涼(㈱せーの 代表取締役社長)が語る。
Julie Watai(フォトグラファー、アーティスト)はバイクによる作品を紹介。
17:50 総括
伊吹 英明(経済産業省 自動車課課長)
柳 弘之(日本自動車工業会 二輪車特別委員会委員長)
18:00 閉会
奥薗 惣幸(熊本県 商工観光労働部新産業振興局長)
吉田 純一(全国オートバイ協同組合連合会 会長)
プログラム紹介(概要)
バイク業界団体、地方自治体及び経済産業省の全15の主催団体とともに国内二輪メーカーの創業の地である静岡県の浜松市にて『浜松から新たなる挑戦』をテーマに「第2回BIKE LOVE FORUM (BLF)in浜松」が開催された。開会挨拶には静岡県より髙副知事、浜松市より安形産業部長、その後主催者挨拶とし日本自動車工業会の池会長の挨拶にてスタートした。
■Side A 新たなバイク文化の創造(各団体の取組み紹介)
①二輪車産業政策ロードマップ実行施策
日本自動車工業会・全国オートバイ協同組合連合会より第1回BLFにおける共通認識を振り返り、2020年「目指す姿」の実現に向けた各団体の活動計画が発表され、今後のBLFにおいてロードマップ実行施策の進捗確認を行うとされた。
②バイクのふるさと浜松としての取り組み
浜松市より、国内4メーカーのうち3社(ホンダ・スズキ・ヤマハ)のルーツについて紹介がされ、その後、浜松市の概要について説明がされた。また取組の事例とし平成23年度に電動バイクに対する購入補助金の創設、バイクのふるさと浜松と題したイベントの開催等について発表がされた。
③かわいくグッド♡マナーJAPAN RIDERS宣言
日本二輪車普及安全協会、全国二輪車用品連合会より、「かわいくグッド♡マナーJAPAN RIDERS 宣言」についてのプレゼンテーションが行われ、タレントの延時成実氏、漫画家の本田恵子氏、デザイナーの栗栖慎太郎氏により胸部プロテクターの利用促進やライダーのマナーについてのトークが行われた。
■Side B バイクコラボ
①バイク×下北沢音楽祭
下北沢音楽祭とバイクのコラボにより、バイクと共生する新たなまちづくりを目指すとしたパネルディスカッションが行われた。パネリストにはしもきた商店街振興組合の柏理事長、下北沢商店連合会の久保田会長、BMWモトラッドジャパンの大西氏、東京オートバイ協同組合連合会の小藤理事長と松崎副理事長、コーディネーターに経済産業省自動車の菊池氏を迎え、下北沢に2輪駐車可能ゾーンの設置、ヘルメットロッカーやバイクウェアー預かり等のバイクで来れる街とした取組を考える他、災害時にバイク活用を備える街といったモデルタウン化計画等について討論された。
②BIKE LOVE STORY
日本経済新聞社よりパネリストに東北大学の川島隆太教授と日経奨学生を迎え、オートバイの必要性をテーマに、趣味としての利用、仕事としての利用とそれぞれの目的に応じたストーリーが紹介された。
③FEATURED DISCUSSION
若者・新規層との共感づくりをテーマに異業種とのディスカッションが行われた。出演者には経済産業省の菊池氏、アパレルブランドVANQUISHの石川氏、フォトグラファーのジュリワタイ氏などを迎え、若い世代へ向けた情報発信の手法やオートバイの擬人化や疑似ペット化等について話がされた。
総括
経済産業省の伊吹課長より総括として、社会とバイクの関係を変える為の出発点に立ったので、皆で頑張って行きたい。又、趣味として利用する新規若年層を増やすにはどうするか?その手法も皆で考えて行きたい旨の話がされた。続いて日本自動車工業会の柳委員長より、本日発表された二輪車産業政策ロードマップを意欲的に進めていき、グローバル発展・海外生産等も含め実施していきたい旨の話がされた。
閉会
最後に次回バイクラブフォーラム開催予定地とされている熊本県の奥薗局長と、全国オートバイ協同組合連合会の吉田会長より閉会の挨拶がされ終了した。
第2回主催団体(順不同)
一般社団法人 日本自動車工業会
全国オートバイ協同組合連合会
一般社団法人 日本二輪車普及安全協会
日本自動車輸入組合
一般社団法人 日本自動車部品工業会
一般社団法人 日本二輪車オークション協会
一般社団法人 全国二輪車用品連合会
一般社団法人 中古二輪自動車流通協会
三重県
鈴鹿市
熊本県
静岡県
浜松市
磐田市
経済産業省