ユーザーが安心して二輪中古車を購入できるよう、2016年10月より二輪業界全体で共通の走行距離表示へ順次切り替えをする事になりました。
走行距離の状態を以下の4つに区分し、ユーザーへより正確な車両情報を表示します。
①実走行距離車
車検証などの帳票類や車両の状態から実際に走行した距離であると判断された車両
②走行メーター交換歴車
これまで走行した距離が正しく記入されている「走行メーター交換記録シール」が貼付されているなどの車両
③走行距離減算車
車検証などの帳票類や二輪車オークションの履歴などにより、走行距離数の減算・巻き戻しが明らかな車両
④走行距離疑義車
メーターの交換や減算などの記録はないが、車両の状態からなどから走行メーターの表示値が正しいと言い切れないと判断した車両
適正な表示を行う事で走行メーターの巻き戻し・交換などによる不当な表示を防止し、不正改造の撲滅などに向けた効果が期待されます。